伏見はやっぱり伏水か? その②
伏見はやっぱり伏水か?
3日ほど前にアメーバブログで次のような短い記事を書いた。
灘と並ぶ関西の酒処伏見。京都盆地の地中を行く豊富な地下水が湧く地。
鎮守の社御香宮に日本名水百選の良質な水が湧く。そんな井戸が各地にある。伏流水の町としての伏水が伏見にてんじたか」
他の資料を当たっていると「秀吉と伏見時代」(中川正照著 ウインかもがわ刊)にこんなことが書かれていた。
ということは「伏見」が先で、伏水は後でくっついて来た名前だななどと思っていると、また別の資料には「俯見」という記載もあって何がなんだか判らなくなって来た。
たぶん古よりこの地に住む人が呼んでいた名前に、様々な思いをもった先人らが漢字を当てて年月が過ぎたということなのだろう。ちなみに漢字は明治12年に「伏見」に統一されたのだそうだ。